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マジか!? ガチの車オタクが車所有とカーシェアを計算で比較したら歴然過ぎた― 僕はそれでも買って失敗したけどね by 敗先 ―

僕自身のこと

最初に結論

驚きました。
圧倒的に、所有しない方が得だったので。

都会近郊(東京・千葉・神奈川あたり)に住む人を想定して、 車を「所有」した場合と「カーシェア」した場合の年間コストを試算してみました。

結果はこちらです👇
車所有:年間 約88万円
カーシェア:年間 約18万円
→ 差額 約70万円/年

5年で350万円、10年で700万円。ちなみに88万円は敗先の最後の所有車 CX-5新車410万円での見立てです。

やばくないですか?この差。
この数字を見た瞬間、「車好きとしての心」と「お金の現実」が真っ二つに割れました。

正直な気持ち

車が好きな僕にとって、この結果は衝撃でした。
ずっと「車を持ってこそ自由」と思ってきたからです。
でも冷静に考えてみたら、毎月の支払いのために働いて、 乗る時間より維持費の方が多いって…何かが違う気がしたんです。

そんな気づきの原点は、日常の浪費にも共通していました。
👉 浪費癖を持つとマジで困った話

年間コストの内訳

車を所有した場合

  • 車両ローン:月4万円 × 12ヶ月 = 48万円
  • 駐車場代:月1.5万円 × 12ヶ月 = 18万円
  • 保険・税金・車検:年間 約12万円
  • ガソリン・メンテナンス:年間 約10万円

→ 合計:約88万円/年

くどくてすみません。敗先の元愛車を新車で買った時のものを数値にしています。

カーシェアを利用した場合

  • 月会費+利用料(週1・6時間×4週想定):約1.5万円/月
  • 保険・ガソリン代込み

→ 合計:約18万円/年

車所有とカーシェアの年間コスト比較グラフ(パイセン試算)
車所有とカーシェアの年間コスト比較(パイセン試算)

数字にすると、一目瞭然です。
所有しているだけで年間70万円が固定費として消えていく。
「好き」という気持ちの裏で、現実は静かにお金を削っていくんです。

実際、僕自身も年収900万円台で破産した経験があります。 収入の多さよりも、支出の重さが人生を左右する。 そのことを痛感しました。
👉 2度の破滅と6度の転職。44歳の僕がやっと“ゼロより上”になれた話

きっかけは“22台の納付書”

きっかけは、僕が資産家の秘書をしていたときのことです。
その方は高級車を何台も所有していて、僕も運転する機会がよくありました。
一時期なんて、同じ土地に22台も車が並んでいたことがありました。

5月になると、束になった自動車税の納付書がドンと届く。
それを眺めながら、ふと心の中でつぶやいたんです。
「これ、自分のお金で払わんかったらサイコーやな」と。

その瞬間、ハッとしました。 「僕は本当に“車が欲しい”のか? それとも“車に乗って楽しい毎日を送りたい”のか?」 自分にそう問いかけたんです。 ──その疑問が、今回の比較を始めるきっかけでした。

それでも僕は、車が好きなんです

こうして数字を出してみたら、もう言い訳できません。 どう考えても、所有しない方が得です。 節約というより、もはや“合理的”なんです。

でも、それでも僕は車が好きです。 エンジンをかけた瞬間の音、夜道を抜けていくライトの流れ、 ハンドルを握ったときの“自分だけの世界”。 あれはカーシェアじゃ埋まらない感覚です。

たとえば、年間80万円を車の維持費に払うとして、 そのお金をカーシェアに使ったらどうなるか。 借りる回数を半分にしたとしても、ポルシェに乗れます。
(実際に、敗先がポルシェのカーシェア「ポルシェア」さんを調べてみました)

それくらい、所有と利用の間には圧倒的な差があるんですよ。

僕の望みはシンプルで、「好きな時に、何も気にせず、好きな車をドライブしたい」。 ──つまり、いっちゃんカネのかかりそうなタイプの夢です(笑)

でも、ギリギリの資産状況でポルシェを購入したら、 車より先に人生が終わってしまう可能性が高い。涙。

たまにはポルシェにも乗りたい。 でも、今は常に所有していたいわけじゃない。 そんな僕にとって、カーシェアは「所有」と「ガチレンタカー」の中間にある最高の選択肢なんです。

ずっとじゃなくてもいい。 短期間でもいい。 その瞬間だけ、欲求を満たしてくれる。 そして、無理して所有してしまえば要らなくても維持費がかかる。 だったら、借りられる環境をフルに使う方が、圧倒的に“自由”だと思うんです。

便利な時代に生きている僕らは、 「資産ロスを抑えつつ、たまの休日は思い切り楽しむ」ことができる。 そんなバランス感覚を持つ人たちに、 この考え方はきっと分かってもらえると思っています。

カーシェアは、所有を手放した人の“自由”の形です。 そして、車好きが現実と向き合いながら夢をつなぐための、 とてもありがたい仕組みだと僕は思います。

自分の頭で考え、自分の行動で選択する。 その積み重ねが、結局は一番の節約になるのかもしれません。

― 敗先(パイセン)より

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