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付き合ってはいけない人間の代表第一位は「手のひら返し人間」

僕自身のこと

はじめに

僕が人生で出会ってきた「害悪人間たち」の中でも、堂々の第一位に輝く存在があります。
それが 「手のひら返し人間」 です。

彼らの厄介なところは、最初はいい人に見えること。だからこそ、関わってしまう。
そして一度関われば、時間もお金も、心のエネルギーまで根こそぎ奪われる。
今回は、僕自身が体験した実話をもとに、この“ラスボス級”人間の恐ろしさをお伝えします。


僕が“ここでは人間じゃない”と悟った瞬間

海外で資産家の秘書をしていたときのことです。ある日、その資産家が突然こう言いました。

「お前、車買いに行かせた時に持たせた俺の金の釣りを返してへんやろ?」

僕は「ちょうどのお金しか預かっていません」と答えましたが、返ってきた言葉はこれでした。

「じゃあ今すぐ35万出せ、殺すぞ」

当然、僕は取っていないので出せません。
しかし、その瞬間、周囲の取り巻きたちが一斉に僕を白い目で見始めたのです。

「あ、僕はここでは人間じゃないんだ」
そう悟りました。

結局その資産家は後で「勘違いだった、すまんすまん(笑)」と言いましたが、僕は決意しました。
ここにいたら、下らない理由で本当に殺される。逃げるしかない。


取り巻きの言葉と僕の決断

翌日、資産家からは「お前を見てると殺意が湧く。失せろ」と言われました。
取り巻きや元上司からはこんな言葉が浴びせられました。

  • 「ボスに謝ったんか?」
  • 「俺も同じこと言われて何百万か払ったけど今がある。お前も謝れ」
  • 「悪くなくてもボスがそう言ったらお前が悪いねん」

要は、「奴隷として頭を下げろ」ということです。
でも、僕はもう心が決まっていました。命懸けで働いて「死ね」と言われたのだから、潔く去るべきだと。


掌返しの連鎖

それから2年後、元上司から突然連絡がありました。
「俺もボスのところ辞めてきた」と。

さらに驚いたのは、かつて僕を一斉に白い目で見ていた取り巻きたちも、ほぼ全員が辞めていたということでした。

ここで僕はまた勘違いをしてしまったんです。
「ああ、みんな普通の人間に戻ってくれたんだ」と。


地獄の再開

しかし、それは幻想でした。
元上司からは毎日のように着信、長文LINE。
もう完全に他人のはずなのに、なぜか僕の生活に入り込んでくる。

僕の脳は再びじわじわと蝕まれていきました。
そしてようやく気づいたのです。

彼らは普通に戻ったわけじゃない。
単に掌を返して、新しい舞台に移っただけ。

害悪は害悪のまま。形を変えて、再び近づいてきただけでした。


逃げるべきサイン

厄介なのは、こういう人間は最初から見抜けないことです。
でも必ず“サイン”があります。

それは── あなたの目の前で手のひら返し発言をした瞬間。

昨日まで褒めていた人を、今日は平気で切り捨てる。
さっきまで持ち上げていた人を、都合が変われば叩き始める。

この瞬間が、逃げるタイミングです。
なぜなら、次に切り捨てられるのは、あなた自身だからです。


教訓 — 二度と関わらない。そして忘れる

僕が学んだことはシンプルです。

  • 一度「害悪」だと判明した人間とは、二度と関わらない。
  • そして、一旦忘れてしまうこと。

まずは1年くらい、徹底的にブロックしてみることをオススメします。

害悪人間が一番悔しがるのは、嫌われることでも恨まれることでもなく、完全に忘れられてしまうこと
これこそが最大の屈辱なのです。

僕自身も、いまその道半ばです。
だから一緒に、そんなクズのことは忘れてしまいましょう。

そして何年か経ってふと思い出したときに、
「あー、そんな人間もいたね(笑)」
と、笑い話にできれば、それで十分だと思うのです。


ラストメッセージ

「忘れることこそ、最強の復讐です。
ブロックして、忘れて、笑って。これであなたの勝ちです。」

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