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強制的にストレスを発散する方法|気分が追いつかなくても「行動」から救う習慣

それでも失敗してしまったら

結論から言うと、ストレスが溜まった時は「気分が乗るまで待つ」のではなく、強制的に体を動かすことがいちばん効きます。
なぜなら、気分は後からしかついてこないからです。

我慢が美徳だと思っていた頃の僕

昔の僕は、「我慢するのが大人だ」と思っていました。
会社でミスをしても、理不尽に怒られても、飲み込んで我慢。
だけど、その我慢が積もると、ある日突然プツンと切れる瞬間がくる。

特に今でも覚えているのは、会議で上司にコテンパンにやられた日。
助けてくれると思っていた先輩からも、まさかのダメ出しの嵐。
悔しくて、悔しくて、体が震えていました。西野カナさんじゃないけど、本当に「震えるほど」の悔しさでした。

そのまま会社を出て、愛車のスカイライン(MT車)に乗り込みました。
エンジンをかけた瞬間、「ああ、帰ってきたな」と思えた。
ギヤ操作と、自分の意のままに奏でられるエンジン音。それが僕のストレス発散装置でした。

走りながら気持ちよくなっていくにつれて、不思議と心の中の“悪いもの”が抜けていく。
数時間ドライブして家に帰る頃には、もう笑っていた。
何かを我慢している時ほど、“自分で操れる世界”が必要だったのだと思います。

ストレスは「抜く」もの。勝手には消えない

人は「時間が解決する」と言うけれど、何もしないと逆に濁っていく。
僕はこの経験を通じて、ストレスは抜くものだと確信しました。
だからこそ、意識的に「強制的に動く」習慣を持つようにしています。

僕が実際にやってきた“強制発散”5選

① スポーツカーでドライブ(MT車)

一番のストレス発散はこれです。
スカイラインのギヤを自分の意志で操作し、回転数を合わせ、音を聴く。
自分の操作がダイレクトに反応として返ってくる“手応え”が、怒りや悔しさを消してくれる。
「思いどおりに動かせる」という感覚が、心のバランスを取り戻してくれました。

買わなくてもいいです。今はカーシェアで安く借りれることも多いので。

よかったら、次の週末の予定計画がてら、アプリで探してみるだけでも結構楽しいですよ。

② 少しだけ遠くへ行ってみる(100km前後)

これは中学生のころ、いじめられていた時によくやっていたこと。
勉強の合間に、数千円だけ持って電車やバスで少し遠くに行く。
特に目的地もなく、ただ景色を眺めながら移動するだけ。
それでも不思議と気分が落ち着いて、帰ってくるころには心が軽くなっていました。

③ ドライブ+好きな音楽

これも多くの人に共感してもらえると思います。
僕は何度もミスチルに救われました。
高速道路を走りながら「Sign」や「I’ll be」を流すと、
「あの悔しさも、今の一瞬のためだったのかも」と思えてくるんです。

I’ll be は、個人的にNo.1でお気に入りですので、是非聞いてみてください。

ALBUM 「DISCOVERY」の7曲目に入っています。後にシングル化されていますが、圧倒的にこのアルバム版のほうが僕はお気に入りです。

④ カラオケ(ひとりでもOK)

これもめちゃくちゃやりました。
どんどんレパートリーが増えて、最終的には26時間、2店舗またぎで歌い続けたこともあります(笑)
声を出すと、頭の中にあったもやもやが言葉になって外に出る。
その感覚が気持ちいい。しかも、歌がうまくなるという副産物付き。

⑤ 散歩(普段行かない道を歩く)

シンプルだけど、これも効果抜群です。
知らない道を歩くだけで、脳が「新しい刺激」を感じ取る。
同じ街でも、違う時間やルートで歩くとまるで別世界。
「この空気感を味わえるだけで、まだ大丈夫だな」と思えるようになります。

このときもお気に入りのミスチルの曲たち、「足音~Be Strong~」「靴ひも」がおすすめです。

⑥番外編

これら全部やったことのある方で「他には?」という方へ

⑥-1 まずは思いっきり寝てみてください。思いっきり休めることも大切です。ただしこれは普段行動している方にしかお勧めできないですが(笑) 普段行動している貴方は、少し休養を脳が求めている可能性があります。おいしいものを作って食べて、ゆっくり湯船に浸かると、すっきりした気持ちで次の行動に移れると思います。

⑥-2 異性の友達やパートナーと喋る。難しいですが経験上めっちゃよかったです。相手になってくれた方には精一杯感謝を忘れずに。ちょっとしたお土産をあげてもいいですし、相手に喜んでもらえることを考えたうえで会って話せると、感謝してくれ、自分も感謝で別れることになります。

⑥-3 掃除。ベタですが、きれいになったときの晴れやかな気持ちは特筆でした。ポイントは、何も置かれていないテーブル、必要最低限しか物のない広々した状態。これが理想かなと思います。断捨離なんかもセットでできるので、これこそストレス発散材料になります。

気分は後からついてくる

ストレスが溜まっている時、動く気なんて起きません。
でも、気分が乗るまで待っていたら、もっと動けなくなります。
だから僕は、「気分は後からついてくる」と決めました。

走れば、汗をかけば、声を出せば、景色を変えれば、気持ちは少しずつ追いついてくる。
それが、僕が何度も救われた“行動からのリセット法”です。

まとめ|ストレスは溜めるより、流す

ストレスは悪者ではありません。
でも、放置すると心の感度を鈍らせます。
だから、流す。抜く。動く。
それだけで翌日の自分がまるで違う。

あの日、スカイラインのエンジン音に助けられたように。
ストレスを消す方法は、案外シンプルなのかもしれません。

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