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感情的になりすぎてキレて失敗した話|冷静さを失った瞬間と再発防止の教訓

それでも失敗してしまったら

「感情的にならない方がよい」

「感情と数字は分けて話した方がよい」

という話は聞いたことがあると思いますし、後者のセリフは、僕の恩人もよく口にされています。

しかしながら、それでもしくじっているのが最近の僕なんですね(笑) けどやはり、毎回感情的になってしまっては反省するものの、もう一度冷静に考えていかないと進歩がないなということにようやく気付き始め、それでもやってしまった、ので、もう一度記事にして自分の反省材料にしつつ、読者の皆様にも愚痴を聞いていただいて、明日以降の自分に生かしていこうと思います。

読んでくださる貴方へ、こんな記事にお付き合いいただき本当に嬉しいです。いつもありがとうございます。

結論:(今更?ですが)感情的になっても、良いことは起きません

もう今更というかわかりきっている方も多いと思いますが、こうなりました。

①良い人が離れてしまう

②面倒な人と揉めてしまう

③ ①②両方。
これです。

その瞬間は「正論を言っている」と信じていても、結果として残るのは後味の悪さと関係の悪化ばかりでした。

半沢直樹を好きな僕がいかにも陥りやすい顛末かなと思いますね(笑)


僕が感情的になって失敗した場面

職場に、人の粗探しをしては会議の場で晒しあげるのが得意な先輩がいました。

口癖は、「〇〇さんが言っていたから▽▽なんでしょ?」と、いつもあえて他責っぽく言う。
正直なところ、僕は生理的に無理なタイプです。

ある日、その先輩から突然こう言われました。

「例の検討業務、いつまでほったらかしにしておくつもりだ?」

その瞬間、僕の中でスイッチが入りました。
いやいや、“ほったらかし”って、あなたの目がほったらかされてるんじゃないですか?と。

実際には、僕は日々の業務で検討結果を出し、毎日メールで報告していたので余計にカチンと来てしまって

「ほったらかしとは何ですか!?僕は毎日検討結果を出してメールも残していますよ。見ていないんですか!?」

文字にするとそうでもなく見えますが、実際はこの文字で、大声で怒鳴ったので、まあまあ場の茎は悪くなる程度の破壊力があったと思います。

すると彼は、「もっと◯◯さんにどんどん質問して進めて」と吐き捨てるように言いました。
僕も負けじと「きちんと報告しているので、ボールはそちらにあります💢」と返しました。

その件以降、彼はあまり絡んでこなくなりましたが、後味の悪さだけはしっかり残りました


この出来事で良かった点・悪かった点

  • 良かった点:言いたいことを証拠とともに突き返せた。半分“論破”はできたと思いますし、メールを残していた点は正解でした。
  • 悪かった点:感情的な言葉をぶつけてしまったこと。正しさは伝えられても、伝え方ひとつで印象は大きく変わっていたはずです。

感情に任せると、結局“損”をする

この経験からはっきりとわかったのは、「感情で反応しても、自分が損をするだけ」ということです。

  • 冷静さを失うと、判断基準が「正しさ」ではなく「怒りの解消」になる
  • 相手も防衛的になり、建設的な話し合いが成立しなくなる
  • 信頼や関係といった“見えない資産”を失ってしまう

一時的に勝ったような気がしても、手にしているのは“空っぽの勝利”でした。


僕がやって効果があった対策

感情的になる自分を完全に消すことは僕には多分無理なんだと思います。
それでも、冷静さを取り戻す工夫次第で結果は大きく変わります。


✅ 証拠を残して安心感を得る

録音・メール・タイムカードなど、後から「やった・やってない」を争わずに済む証拠を残すようにしました。
「言い負かさないと」と思わずに済むだけでも、心の余裕が違います。

正論で勝てるのは、ひろゆきさんくらいではないでしょうか?


✅ 良い人にはきちんと謝る

感情的になってしまっても、「この人とはちゃんと関係を続けたい」と思う相手には、素直に謝ることです。
プライドを優先して黙り込むより、関係は圧倒的に修復しやすくなります。


✅ 面倒な人には冷静になるまで距離を取る

「この人とは冷静な話ができない」と感じたら、無理に会話しないこと。
頭に血が上ったまま関わっても、話はこじれるだけです。
距離を置き、落ち着いてから話す方が、余計な消耗を避けられます。


✅ 「どうでもよくなる」スイッチを持つ

僕にとっては、お孫さんや子どもと手をつなぐ優しいおばあちゃんの姿がそれでした。

そんな光景を目にすると、
「つまらんことでカーッとなってもしょうがないな」と、自然と熱が下がっていくのを感じます。

「世界にはもっと穏やかで、くだらない争いとは無縁な時間がある」
それを思い出せる“きっかけ”を持っておくと、怒りは案外あっさり小さくなります。

拍子抜けなことかも知れません(ごめんなさい)だけど、コスパはめちゃめちゃいいと思います。


まとめ:感情は悪ではない、主導権を渡さなければ武器になる

感情そのものは、人間にとって自然なものであり、悪ではありません。
ただし、それに“主導権”を握られてしまった瞬間に、失敗は始まります。

正論で怒鳴っても後味が悪くなるだけでした。

しかし、主導権さえ自分が持っていれば、感情は行動のエネルギーにもなり得ます。
感情に振り回されず、上手に付き合っていくこと。
それが、僕の失敗から得た一番の教訓です。

もし感情が抑えられなくなったら、外を散歩して、良い人を見かけるだけでもスーッと熱が下がっていくと思いますのでよかったらやってみてください。

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