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100億円資産家の自慢話に、心がすり減った話|“すごい人”に疲れる瞬間

副業② 資産家・社長秘書失敗シリーズ

◆ 「またその話かよ…」と思ったこと、ありませんか?

仕事でも、友人関係でも。
自慢話ばかり聞かされて、なぜか心がしんどくなること、ありませんか?

相手は尊敬していた人かもしれない。
実績もすごくて、本当に立派な人かもしれない。
でも、それでも疲れるときがあるんです。

僕も、何度もそう感じたことがあります。

◆ 資産100億円の人でも、こっちが引くほど自慢してくる

あるとき、資産100億円を超える実業家と出会いました。
話のスケールも、実績も、桁違い。
ただ──その人の会話のほとんどが“自慢”でした。

「日本で初めて〇〇を作ったのは俺だ」
「毎月〇億以上の収入がある」
「昨日、家に高級ステーキが50枚届いた」

誰も聞いていないのに、そんな話が次々と出てくる。

僕は笑顔で「すごいですね」と返していましたが、心の中では
「もうええわ…その話、何回目やねん」と思っていました。

◆ 尊敬と疲労感は、同居する

尊敬してる。けど、しんどい。
この感情のギャップを、うまく処理できずにいました。

すごい人の言葉ほど、真剣に受け止めてしまう。
でも、そのペースに呑まれて、自分の軸がどんどん薄れていく。
いつしか「自分なんて…」という気持ちが心を占めていました。

◆ “すごさ”に飲まれて、自分を見失っていた

僕は焦っていました。
「自分も早く成功しないと」「派手なことをしないと」──そう思い込んで、
分不相応な買い物や、怪しい副業に手を出した。
見栄と劣等感にまみれて、どんどん消耗していったんです。

冷静に振り返れば、ただ“自慢話に飲まれていた”だけでした。

◆ すごい話=学び、とは限らない

その経験から気づいたのは、
「すごい人の話=全部学び」ではない、ということ。

それがただの“自慢”でしかないなら、聞くだけで心が削られる。
それは、時間の浪費であり、人生の消耗です。

◆ 聞いてもない自慢話には、もう付き合わない

今は、自慢ばかりの人とは距離を取るようにしています。
疲れる関係にエネルギーを使うのは、もうやめました。

心地よく話せる人、ちゃんと耳を傾けてくれる人と過ごすほうが、
人生はずっと軽く、穏やかに進みます。

◆ 最後に:「すごい人」=「いい人」ではない

この失敗で一番学んだのは、
どれだけ実績があっても、自分の心をザラつかせる人とは無理に付き合わなくていいということ。

“すごさ”と“しんどさ”は別の話。
それに気づくまで、僕はずいぶん遠回りしました。
でも、その遠回りがあったから、こうして今、書けています。

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