40代転職成功の秘訣|給料アップと自由時間を両立できた方法

転職失敗談シリーズ

はじめに

「今よりもっと給料上がってほしい、だけど自由時間も大事」──。
これは、働く人なら誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

これを叶えるためには、やはり転職を視野に入れるほうが可能性が広がるのは確かです。

僕自身も、転職を繰り返しながらこの悩みを抱え続けてきました。
そして何度も失敗し、2回も死に(経済的に です笑)、やっと最近になって 給料アップと自由時間の両立 を叶えることができたのです。

この記事では、僕が40代で転職に成功したポイントを、実体験を交えて解説します。


転職で「給料も休みも」両立する3つのポイント

譲れない条件を明確にする

転職を成功させるためには、「譲れない条件」を正直にシンプルに書き出すことが欠かせません。
正直、ここで9割が決まってしまうといっても過言ではありません。

大事なのは、書き出した条件は内定をもらうまでは絶対にブレないこと
この“軸”をぶらさずに活動することが、転職失敗を避ける最大のポイントです。

そして一度立ち止まり、「本当にこれでいいのか?」と自分に問いかけてみてください。
その繰り返しで、あなたの譲れない軸が固まっていきます。

僕の場合の「譲れない条件」

  • 体力には限界がある。40歳を過ぎて、もう無理な働き方はできない(➡残業5時間/月以内)
  • 副業にも取り組みたいから、夜に使える自由時間を作る (➡残業5時間/月以内 2回目)
  • 昇給はできる限りコミットしてもらえる環境 (➡派遣社員ではなく正社員)
  • 当てにならないボーナス額や手当類よりも 基本月給の安定性 を重視 (➡月収〇〇万円以上)
  • もちろん、残業した分はきちんと支給されること (➡みなし残業なんてもっての外)
  • 転居の場合は、基本給ベースで+5万円以上を条件化(➡家賃アップした場合の転居コストをどう回収するかを考えた)

これをはっきりさせたことが、今回の成功につながったと実感しています。

上記を絵にすることができたら、言葉に説得力が重くのしかかり、もっと良いと思います。


書き出すことで得られるメリット

条件を書き出しておくと、ただ自分の頭を整理するだけでは終わりません。
実はこれが、面接時の条件交渉を想定した準備にもなります。

先ほど言った「絵」があれば、より相手に刺さり、良くなります。

さらに言えば、それを転職エージェントと共有しておけば強力です。
信頼関係ができていれば、鬼に金棒!! あなたが条件を書き出しただけで、エージェントが企業との調整に動いてくれやすくなり、優位性がマシマシになります。
僕自身もそこまでしてもらえました。

求人票を鵜呑みにしない

求人票の「平均残業20時間」などの数字は、実態と違うことが多々あります。
僕は以下を必ず確認しました。

  • 面接で「実際に早く帰っている社員」の事例を質問
  • 部署ごとの平均残業時間を具体的に確認

自分の“幸せ基準”を言語化する

  • 「副業に充てる夜の時間が欲しい」
  • 「家族との時間を確保したい」
  • 「趣味を大切にしたい」

このように、数字以外の基準をはっきりさせることが重要です。


実際に得られた成果

  • 年収は約100万円アップ
  • 残業はほぼゼロ(繁忙期でも月10時間程度)
  • 夜の自由時間を副業やブログに活用できる

僕にとっては、まさに「やっとこさ」掴めた働き方改革でした。


求人紹介で“目がくらむ”パターン

求人を多く紹介されると「自分は必要とされている」と錯覚しがちです。
また、内定が1社しか出なかったときは「ありがたい」と感謝が勝ち、条件を吟味せずに飛びついてしまいがち。

僕はそこで何度も失敗しました。
だからこそ「求人紹介や内定=スタートラインにすぎない」と強調したいです。

僕は、この2つを「絵」にしました

給与が上がって、休みも手にするために作った条件はこの2つのグラフなんです。

①年収についての考え

②1日あたりの働く時間

まず①についてですが、考えるべき線は、理論年収(月の基本給)でした。当たり前と言われるかもですが、僕は合計年収ばかりに目がくらんだ転職を繰り返してきて、5社目あたりで気付きました。(おっそいです笑)。この中で確実にもらえるのは、理論年収だけです。ボーナスや手当類はもらえればラッキーですが、最悪ナシもありえます。1社目~3社目に関しては、ボーナス比重が多く、その分、月の基本給がどんどん安くなっていたわけです。それでいて、②をみていただくと、自由時間と睡眠時間が極端に圧迫されているのが分かっていただけるかと思います。これでは僕のような浪費家さんはダメなんです。すぐにお金を使ってしまう。だから2回も死んでしまうんです。。。現職が6社目になるのですが、しっかりと自由時間、睡眠時間が確保できている状態である程度稼げるようになっている状態が、僕は一番望ましく、健康的に現在も過ごせているんです。

副業時代、という言葉が年々、強く叫ばれてきていますが、僕は1社目の時点で副業を意識していましたが結局、なかなか稼ぐことができずに、副業で稼げない代わりに会社員の収入に更に頼りまくり、合計年収ばかりを追い続けた結果、2回死にました。(大事なことなので2回言いました)

(時期としては、1~4社目の期間ですね。)

読んでくださっているあなたには、このような道をたどって欲しくありません。自分を壊して稼ぐのではなく、もう一度よく考えてみて欲しい。あなたにとって満足感の高い働き方というのを、時間をかけてでも良いから、探してみて欲しいのです。

成功へのポイント:スキルはそのまま、業界を変える

転職成功のもうひとつのカギは、スキルを変えずに業界をシフトすることです。

僕は、自動車メーカーで培った「生産技術」「設計」のスキルを、そのまま設備メーカーに移しました。
業界が変わるだけで、報酬体系や残業文化は大きく変化し、収入と自由時間の両立に直結しました。

例えば、、、

  • 営業スキル → メーカー・IT・不動産では評価のされ方も給料水準も大きく違う
  • エンジニアスキル → 自動車・半導体・設備で待遇も残業文化も全く違う
  • 事務・バックオフィス系 → 成長産業に移すだけで年収が跳ね上がるケースもある

つまり、スキルの「中身」を変える必要はないのです。
「スキルをどの業界に置くか」を見直すだけです!

ご自身の年収アップ条件の強力な材料にもなりえます‼

あなたの元にお金が流れてきやすい業界というのは、案外あなたの近くにあって、エージェントが見つけてくれるかも知れません。そういう時こそエージェントを頼るんです!!


まとめ

  • 転職成功の9割は「譲れない条件」を書き出すことから始まる
  • 書き出した条件は自己整理だけでなく、交渉の武器になる
  • 求人や内定に感情で流されず、理想条件を絵にして可視化する
  • さらに、**スキルシフト(業界を変える発想)**を取り入れれば、成功確率はぐんと上がる

僕は5回の失敗を経て、6社目でようやく「給料も休みも両立する働き方」を掴みました。
でもあなたは、この記事を読んだ今日から「自分の軸」を固めて、最短ルートで“やっとこさ=僕の20年分”を掴んで、より良い人生につなげてくださることを切に、切に願っています。

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