はじめに
この記事を書いている今日、まさについさっき、「期限を言わない」2人の人間から仕事の依頼があり対応したばかり。おかげでイラッとしながら執筆中です(笑)。
ただ、僕も若いころは同じようなことを先輩にしていました。そのときどうなったか──本気で殺されかけました。
「お前、次そんな頼み方したら、、、殺すかもしれんぞ」
って言われたんです。真顔で。
だからこそ分かります。期限を言わない=相手の時間を奪う行為なんです。
もしあなたが「期限を言わない派」なら、これから話す内容は耳が痛いかもしれません。でも安心してください。毒多めで刺しながら、最後は笑いで流してあげます。
期限を言わない人間の恐怖
- 「やっておきます」で終わる
- 「なるはやで」「余裕をもって」と濁す
その結果どうなるか?──全部のしわ寄せがこっちに来るんです。
受け手はあなた専属の期限翻訳機じゃありません。人間です。
僕が味わった3つの地獄
デメリット① 信頼を失う
若いころ、僕も「揉めたくない」という理由で期限を言わずにお願いしてしまったことがあります。
でもこれは大間違い。期限を言わない=最短でやってもらえるわけじゃないんです、むしろ「緊急度ゼロ」と認定されます。
結果、信頼残高は急降下。繰り返せば「こいつには頼まないリスト」直行です。
その後、僕は毎回会議で叱られるを通り越して虐められる状態が3年続きました。計画を立てるのがヘタクソすぎて。
「お前は仕事を舐めてる」「お前の仕事の仕方間違ってる」「お前は人として間違ってる」
これを週1回、3年間言われ続け、メンタルがおかしくなりました。
デメリット② 優先順位を下げられる
「期限がない」=「いつでもいい」=「どーでもいい」。
実際に僕も上司からこう言われたことがあります。
忙しい人ほどタスクを組み替えながら動いています。そこに「どーでもいい案件」を投げられたら、後回し確定。下手すりゃ「イラつきの火種」です。僕も何度もその犠牲になりましたし、イラつきの火種を貰った僕はそれが原因で交通事故未遂で死にかけました。(後述していますので良かったら引き続き読んでいってください笑)
デメリット③ トラブル時には頼んだ人間が負ける
そして最後に一番エグいのがこれ。期限を言わずに頼んだ人間が、必ず負ける。
職場でよくいたのが「〇〇さんに頼んだのに!」と責任をなすりつけるAさん。
でもその〇〇さんは、Aさんの“期限なし爆弾”を受けたせいで別の納期付き仕事が遅れ、叱られるのは〇〇さん。僕自身も同じ目に遭いました。
要は、期限を言わないのは人に時限爆弾を押し付けているようなものなんです。
実体験(被害者として)──苛立ちが招いた「あわや死にかけ」
これは僕が本気で死にかけた話です。
期限のない仕事を言われると、僕は苛立ちMAXになります。これね、分かっていただけるかわからないですが、イライラって、視野が狭まって聴覚弱まるんですよマジで。僕の実体験なんですが。。。
期限のない頼み事をされたイライラ状態のまま、借り物のアルファード・エグゼクティブラウンジを運転していたときのこと。右から追い越してきた12トントラックが、僕の車線に戻るときに接触しかけました。
脇見運転でもないのに、僕は気づくのが遅れたんです。幸いアルファードのセンサーアラームと自動ブレーキが作動してくれて助かりましたが、もし事故っていたら──借り物のアルファードは大破、僕はトラックに潰され、恨みを抱えたままあの世行きだったでしょう。
つまり、期限のない依頼が引き起こす苛立ちが、相手の命だけでなく自分の命すら危険に晒す。寿命が30分縮んだどころか、本当に終わっていた可能性もあるのです。
補足:要求が通らなくても死なない
「期限を言ったら無理って言われるかも…」と心配する人もいます。
安心してください。無理って言われても死にません。
むしろ「相手の状況を知れる」だけマシです。相手もあなたの状況を知れるから対処できる。
逆に「今すぐ」と連呼すればどうなるか?
あなたが王様や将軍でもない限り、ただのわがままです。
その結果はだいたいこうです。
- 「相手のこと考えてないなこいつ」
- 「だんだん嫌がられる」
- 「嫌われる/怒られる」
- 「最終的に相手にされなくなる」
見事な負のルート完成です。
期限を言わなくていい唯一の例外場面
逆に言うと、僕が生きてきたなかで、期限を言わなくても許されるのはこの2つくらい。
- 王様・将軍の命令 → いつでも「今すぐ」だから(笑)←僕のかつての雇い主である某資産家がそうでした
- 短期のFXトレード → いつ想定通りになるか誰にも分からないから(稲妻の輝く瞬間と同じ)
それ以外で「期限を言わない」はただの時間ドロボーです。
まとめ(毒多めですが笑)
「いつまでに?」を言わない人間と仕事をすると、直接間接的問わず最終的には自分の命を削ります。
僕も冒頭のメールに返信するために、
今日一番大事な「癒しのYouTube視聴時間30分」を iphoneの画面いっぱいの嫌味と説教の文句で埋め尽くす返信文を作っては深呼吸してそれらを削ぎ落し、理性を振り絞ってこう返しました。この3つだけ。
- いつまでにですか?
- 今週と来週は僕が対応できましぇん
- それでも今すぐなら、他の業務を代わってもらうとか調整するしかないので、まずはいつまでに必要かを知りたい
──これだけ。イライラを必死に抑えながら。本来はリラックスしているはずなのに。
わかっていただけますでしょうか?期限を言わない人は、相手に“期限翻訳機”をやらせているようなもの。だったら1文字ごとに課金してほしいくらいです。
はっきり言いますね。
期限を言わない=相手の「残り時間」を奪うドロボー。いや、もはや人殺しか?
そんな人間、いずれ誰からも相手にされなくなるでしょうね。犯罪者なんで。
個人的にはできる限り関わりたくありませんね。
ただ、この手の人間は、経験上どこの組織にも必ず居るので、避けることは難しい気がしています。なので、見かけたら、「あー出た出た、こいつか」くらいに遠目で見れるように、自分はこれに関してはドロボー側にならないように、と日々唱えるとかで十分予防できると思います。


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