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買って失敗した“モノ”シリーズ 第2弾|高校生で始めた育毛剤、効果ゼロで気づいた本当の落とし穴

僕自身のこと

結論|育毛剤だけでは意味がない。「抜け毛防止」と「発毛」の両輪が必要

結論から言います。
フィナステリド or デュタステリド(抜け毛を防ぐ成分)と、ミノキシジル(発毛を促す成分)の錠剤が、43歳を過ぎた僕にでも他人から「ハゲてないよ」と言われる状態を作ってくれました。

つまり、抜け毛を止める力と、生やす力の両方を揃えなければ意味がないということです。
どれだけ高価な育毛剤を買っても、「片輪だけ」では効果は出ません。僕はそれを、20年以上かけて身をもって学びました。


高校2年で始めた育毛剤生活、1本6000円に夢を託した

この真実に気づくまで、僕は遠回りをしました。
始まりは高校2年生の頃。薄毛を気にしていた僕のために、母が薬剤師さんに相談して育毛剤を買ってきてくれたのです。
当時はまだネットも普及しておらず、「薬剤師さんが勧めたなら間違いない」と信じて疑いませんでした。

値段は1本6000円ほど。半分は母から援助してもらい実質3000円の負担。高校生の僕には高額でしたが、「これで髪が生えるかもしれない」と希望を抱いていました。


半年使っても効果なし、やめたら薄毛が加速

結果は…まったく効果なしでした。
半年間真面目に使っても変化はなく、やめてみたら逆に薄毛が一気に進行してしまいました。

当時の僕は本気で焦りました。「何もしない方がよかったんじゃないか」とすら思いました。
せっかく母が買ってくれたのに効果がないどころか、悪化しているような感覚さえあったのです。


根本を理解していなかった。「生やす」「育てる」だけでは足りない

今振り返ると、当時の僕は髪の仕組みをまったく理解していませんでした。
髪のケアには大きく分けて3つの要素があります:

  • 生やす(発毛)
  • 育てる(育毛)
  • 抜けさせない(脱毛抑制)

この3つが揃って初めて効果が出るのに、僕は「育毛剤さえ使えば生える」と思い込んでいました。
当時の薬剤師さんも、もしかすると“抜け毛を防ぐ”という視点は持っていなかったのかもしれません。
僕は情報を鵜呑みにして、広告を信じて買ってしまった“カモ”でした。


生活習慣や食事よりも大切な「正しい成分」

もちろん、生活習慣や食事が髪の健康に影響するのは事実です。
でも、それ以上に大切なのは正しい成分を体に取り込むことです。

どれだけ生活を整えても、「生やす」「育てる」「抜けさせない」が揃っていなければ意味がありません。
僕は高校生のときの失敗から、それを痛感しました。


20年以上の遠回りの末、ようやくたどり着いた“答え”

だからこそ、冒頭の結論に戻ります。
43歳を過ぎた今の僕がたどり着いた答えは、**フィナステリド or デュタステリド(抜け毛防止)**と、**ミノキシジル(発毛)**の錠剤です。
この2つを組み合わせることで、20年前の自分では想像もできなかった「他人から“ハゲてないよ”と言われる自分」に辿り着けました。

「育毛剤さえあればなんとかなる」と信じていたあの頃の僕は、根本から間違っていました。


まとめ|“モノ”を買う前に「中身」を見極めよう

高校2年生の僕は、1本6000円の育毛剤に未来を託して失敗しました。
でもその経験があったからこそ、今の僕は“本当に必要なもの”を選べるようになったと思います。

  • 髪は「生やす」「育てる」「抜けさせない」の3つが揃ってこそ意味がある
  • 有名ブランドや高額商品よりも、目的に合った成分を見極めることが重要
  • 「効くらしい」ではなく、「なぜ効くのか」を考えて選ぶことが大切

「買って失敗した“モノ”シリーズ」第1弾は、そんな僕の20年以上前の“育毛剤失敗談”です。
もし今、当時の僕のように育毛剤だけでなんとかしようとしている人がいるなら――その前に、「成分」という中身を見てほしいと強く思います。

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