FX失敗談|お金のない初心者におすすめしない理由を体験談から解説【第0話 概要編】

FX失敗シリーズ


FXって稼げる?初心者が抱く疑問

僕もかつてFXに挑戦しました。
しかし結果は――資産を溶かし、二度のどん底を経験することになったのです。

結論から言えば、FXそのものを否定するつもりはありません。
けれど僕ははっきりと断言します。
**「お金のない初心者には絶対におすすめしない」**と。


お金がない人がやると生活が壊れる

なぜ資金がない中でFXをやってはいけないのか?
理由はシンプルです。

お金がなくなれば、生活そのものが立ちいかなくなるから。


ギャンブルと同じ、全財産を賭けるような世界

イメージしてみてください。
お金がない人がFXをやるというのは、まるで全財産を握りしめて競馬の馬券を買うようなものです。

「上がるか下がるか」を当てるだけ、確率でいえば50%の世界。
緊張しながらスマホをポチっと押す姿は、まぎれもなくギャンブルと同じです。


お金がある人とない人、損失の重みは違う

大事なのは、お金がある人とない人の“損失の重み”の違いです。

  • お金がある人が10万円を入金して溶かしてしまっても、それは“小さなケガ”。また資金を入れて遊ぶこともできるでしょう。
  • しかしお金がない人が同じ10万円を失えば、それは“致命傷”。最悪の場合、生活が立ち行かなくなるのです。

僕自身も屍になったことがあるし、先にも後にも屍になった人間を何人も見てきました。

だから、「お金がない初心者は、FXをやってはいけない」のです。


FXは「職人技」|結果が出る保証はない

もちろん、世の中には「職人技」でチャートを読み切り、勝ち負けを繰り返しながら資金を増やす人もいます。
僕もそうなりたくて教えを請い、学んだ時期もありました。

けれど7年経った今も、二度の一文無しを経験してもなお、FXでお金を増やしたことはありません。

なぜか?
それは、FXが職人技の世界だからです。
習得には年月がかかり、「いつまでにいくら儲かる」といった保証は存在しません。
数ヶ月で結果を出す人もいれば、10年経っても迷走している人もいるようです。


学びはあるが、多くは副産物に終わる

エントリーや決済を自分で考え、理屈を言語化すること自体は、質問力や論理的思考を養える機会になる場合もあります。トレードノートに書いたりする人も多いので、言語化することが必要になり、それ自体がスキル化する、ということも大いにあるからです。
…もっとも、多くの人にとっては“副産物”で終わるでしょう。


自動取引ツールの危険性

そして最後に強く伝えたいのは――
**「自動取引ツールには絶対に手を出してはいけない」**ということ。

もし本当にそんな都合のいいものがあるなら、日本は1000兆円以上の借金なんて抱えていないはずです。

もし、あなたがそれを勧められている、もしくはそういうものを目にする機会が増えているとすれば、ネギを背負ったおいしそうなカモになっています。ネギを捨てて逃げてください。


上がるか下がるか|シンプルだけど危険

FXの仕組み自体は驚くほどシンプルです。
通貨が「上がるか、下がるか」を当てるだけ。

証券口座を作ってスマホと連携すれば、誰でもすぐに始められます。
操作は本当に簡単で、スマホをポチポチするだけでお金が動く世界です。


勝率では語れない、混沌とした世界

表面上はシンプルに見えるFX。
しかし本質は非常に複雑です。

なぜなら、大事なのは「当てたかどうか」ではなく、**“どれくらい勝つか、どれくらい負けるか”**だからです。

  • 100勝1敗でもマイナスになる人がいる
  • 10勝90敗でもプラスになる人がいる

つまり、勝率だけでは何も語れないのがこの世界。
素人もいればプロもいる。誠実な人もいれば悪い人もいる。

そんな混沌とした世界だからこそ、僕ははっきりと結論づけます。

「FXそのものは否定しない。けれど、お金がない初心者には絶対におすすめしない」


👉 この「第0話 概要編」は、あくまで全体の導入です。
次回からは、僕が実際に体験した具体的な失敗談をお伝えしていきます。

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